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塩谷丸山(2017/01/26)

平日でも賑わう塩谷丸山

平日の天気の良い日を狙って山に出かけることにした。
塩谷丸山と千尺高地のどちらにするか決めかねていたが、当日朝の空模様を見て、比較的天気が良さそうな塩谷丸山に決める。


除雪終点から登り始める

先に登山口まで車で行ってみたが、安心して車を停められそうな場所がなかったので、塩谷駅の駐車場まで戻ってくる。
既に満車に近く、出発準備をしている登山者もいた。
平日でこの状況だと、週末にはかなり早い時間に来ないと停められないかもしれない。

スキーをザックに取り付けて、住宅街の道を登っていく。
15分程で除雪終点に到着。
そこからはしっかりとしたトレースが付いていた。
そのほとんどは多分昨日のものと思われる。

ノートラックの斜面を期待していたけれど、既に斜面はかなり荒らされているかも知れない。
ラッセルしながら登ってでも良いから、できればノートラックの斜面を滑りたかった。

昨日のトレースは途中から、私達が何時も登っているルートとは違う方向へと伸びていた。
多分、ボーダーのグループがスノーシューで登っていたのだろう。
スノーシューならば、山頂に向かって真っ直ぐに登っていけるけれど、スキーでそのルートを登るのは難しい。


若者を追い抜きラッセルしながら登る

山スキーの若者が一人、私達の前を登っていたが、彼はそのトレースから外れて、通常のルートをラッセルしながら進んでいった。
私達も彼のトレースを使わせてもらって登ることにする。
途中で追い付いてラッセルを交代しようとするが、若いだけあってペースも速い。
おまけに登る角度も急なので、付いていくだけで精一杯だ。

そんな若者もさすがにスタミナ切れしたようで、とうとう途中で立ち止まった。
私が前に出たが、登る角度は少し緩くさせてもらう。

目の前に急な斜面が現れたので、私はそれを避けて斜めに向きを変えたが、後ろから付いてきていたかみさんは、構わずに真っ直ぐ登っていく。
その先で再び合流した時は、かみさんの方が前に出ていた。


かみさんにどんどん離される

そこから先はかみさんの一人旅である。
ラッセルしながら登っているかみさんにどんどん離されてしまう。
後ろに若者の姿は見えなくなっていた。

予想通り、山頂近くのオープンバーンには沢山のトラックが刻まれていた。
しかし、私が滑ろうと考えていた斜面はノートラックのまま残っていたので嬉しくなる。

そうして除雪終点から1時間25分で塩谷丸山の山頂に立った。
途中からラッセルしながら登った割には、まあまあのタイムである。

期待していたほどの青空は広がらず、山頂からの眺めも今一。
風も少し吹いていたので、直ぐにシールを剥がして滑り降りる。


塩谷丸山山頂


パウダーとまでは言えないが、気持ち良くシュプールを描ける。
斜面の下まで降りてくると、雪には埋もれているけれど古いトラックが残っていた。


ノートラックの斜面が残っていた


美味しいところだけ滑って、登り返す。
ようやく陽が射してきた。
太陽に照らされた雪面は白く輝き、さらに美しさを増す。
そんな斜面を滑ると楽しさも増すのである。


陽が当たっていると滑るのも気持ちが良い



スキーを担いで塩谷駅まで歩いて戻る

同じ斜面をもう一度滑り、途中からトラバースして登ってきたルートへと戻る。
樹木が混んでいる部分もストレス無く滑ることができて、11時40分に登山口まで降りてきた。
そこからは再びスキーを背負って塩谷駅の駐車場まで歩いていく。

途中の道は除雪が入っていたようで、変なところに車を停めなくて正解だった。









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