北海道キャンプ場見聞録
大黒山(2015/12/30)
山頂に至らず |
山スキー足慣らしの第2弾は大黒山。 集合場所のセイコマ仁木店へ向かう途中、小樽付近からモサモサと雪が降り始め、急に気持ちが萎えてくる。 今回は、I山さんとK原が一緒である。 前日のものと思われるトレースが森の中へと続いていた。 |
縦列で3台停められるスペースがあった | いざ出発! |
森の木々は、その枝に雪をたっぷりと乗せて重たそうだ。 トレースは途中から沢から離れ、尾根の方向に続いていた。 少しずつ傾斜が急になってくるが、それでもビンディングのクライミングサポートを一番高くしなくても登れるような傾斜である。 |
カラマツとツルアジサイ |
標高280m付近で林道に出てきた。 登り始めた頃には青空が広がっていたのに、何時の間にか上空には雲が広がり雪も降り始めてきた。 この緩やかな傾斜の林道でもK原さんは遅れ気味である。 そのまま林道を歩き続け、最後には結局、昨シーズンに登った沢沿いのルートに合流した。 沢に入ると再び傾斜が急になってくる。 こぶまで登ってくると、その先に帰りのすべりが楽しめるオープンバーンが見えていた。 そこで二人が追い付いてくるのを待っていると、登ってきたのはI山さんだけだった。 そこからはI山さんが先頭に出る。 そこからのトレースはやたらに急で、私の太い板でもスリップしてしまうほどの傾斜である。 私もガンガン登っていく二人に付いていくのは諦め、下界の風景を楽しみながらゆっくりと登ることにする。 |
右手に頂白山、遠くにシリパ岬が見える |
ようやくオープンバーンの上まで登ってくると、I山さんとかみさんは既にシールを剥して滑り降りる準備を始めていた。 青空が広がっていたので、ちょっとだけその上の様子を見に行ってみる。 しかし、 残念ながらそこからでは赤井川カルデラの展望は楽しめなかった。 |
美しい白い森 |
下から眺めるとブッシュの多かった斜面も、上から見下ろすとそうでもない。 下の方から10人くらいのパーティーが登ってきているのが見えた。 最初は下も見えないような急斜面にビビリ気味だったかみさんも、新しいスキー板は勝手に浮かんでくることが分かったみたいで、途中からは余裕を持ってシュプールを描きながら滑り降りていた。 |
ブッシュも気にならずに滑ることができた |
そうしてK原さんと合流。 その後はGPSに登録しておいた去年のルートを頼りに、沢沿いに滑り降りる。 車まで戻ってきた時には、朝以上の青空が広がっていた。 帰り道、I山さんが対向車とすれ違う際に雪に隠れていた側溝に車を落としてしまったが、無事に脱出。 (GPSトラック) |
後ろに見えるのが頂白山 | 左端に側溝が隠れていた! |
(登り)駐車場所8:30 - 林道9:10 − 最終地点11:05 |