北海道キャンプ場見聞録
音江山(2016/3/4)
贅沢な平日スキー |
毎度のことだけど、天気の良い日に仕事を休んで山スキーに行こうと考えていても、なかなか上手くいかない。 今シーズンはパウダー指向の山にばかり出かけていたので、たまに山登りだけを目的にしようと考え、以前から登ってみたかった漁岳に狙いを定めていた。 ところが、金曜の朝に目覚めて寝室のカーテンを開けると、晴れるどころか雪が降っていたのである。 その変更は大正解だった。雲一つ無い青空の下、午前8時に登山口を出発。 それに、周辺の町では平年以上の積雪になっているのに、何故か深川だけは平年の半分程度の積雪なのである。 音江山は最初に長い林道歩きが待っている。 30分で林道歩きを終え、山へと入っていく。 尾根まで上がった後は、その先の沢を渡るために斜面をトラバースしていく。 私も、GPSに登録しておいた前回のルートが何故か呼び出すことができず、しょうがないので自分の感を頼りにトラバースするしかなかった。 先行者のトレースは、私達よりも少し下がったところに見えていたが、最終的には同じ場所で沢を渡ることになった。 最近は何時もカヌークラブのメンバーと一緒に山に登っているので、登るペースは他のメンバーに合わせていた。 先行者のトレースは相変わらず急角度で登っていて、とうとうかみさんはそのトレースを追うのを諦め、自分で緩いルートを切り開きはじめた。 |
急なトレースに付いていけずにルート変更 | 山頂へ続く尾根まで登ってきた |
やっとの思いで尾根の上のトドマツ林まで登ってきて、一休みする。 そこからダケカンバの若木の林を抜けていくと、今度はダケカンバの老木が目立ちはじめる。 |
こんな風景の中を登るのは本当に楽しい |
登り始めてから2時間10分で山頂に到着。 青空が広がり、360度の展望を思う存分楽しむ。 こんな日に仕事を休んで山スキーに来られた幸せをしみじみと感じる。 山頂で時間を過ごしている間に、暑寒別岳を隠していた雲が次第にこちらの方に広がってきていた。 |
深川方向の眺め、下山時は右側の斜面を滑り降りる |
滝川方向の眺め、ピンネシリなどが見える |
後は音江山のパウダー斜面を楽しむだけだ。 それでも下るにしたがって雪も深くなってきて、音江山の斜面を楽しく滑り降りる。 雪が良ければ登り返していたかもしれないが、今日の雪なら1度で十分だった。 |
今日もスプレーが舞い上がる |
斜度もちょうど良い | かみさんも調子を取り戻した |
斜面を下まで降りてきたところで昼食にする。 いつの間にか空は完全に雲に覆われていた。 (GPSトラック) |
駐車場所8:05 - 林道終わり8:35 − 沢を渡る9:10 - 10:15山頂10:45 - 11:00昼食11:40 - 駐車場所12:00 |