北海道キャンプ場見聞録
ニトヌプリ(2016/1/17)
パウダー天国 |
カヌークラブ新年会の2日目に登る山はニトヌプリ。 雪に埋もれた車を掘り出している間に青空が広がってきて、ニセコアンヌプリが姿を現した。 朝7時半には、ニセコパノラマラインの通行止めゲート前まで車を移動。 再び雪の降りが強くなり、登り始める頃には私達の車は既に真っ白な雪に隠されてしまっていた。 とは言っても、ラッセルするのは昨日の目国内岳でラッセル隊長の冠を授かったばかりのM澤さんと、昨日の夜から参加しているT山さんが中心である。 雪に埋もれた道路上を少し歩いてから南斜面に取り付く。 |
後続パーティーが登り始めたのが見える |
目指す場所はS藤さんが5年位前に滑ったことがあると言う斜面。 先頭で登るM澤ラッセル隊長に向かって、S藤さんが後ろの方から「そのまま右に向かって〜、そこらでジグ切ったほうが良いぞ〜、そんなに急がなくて良いからな〜、早めに交代しろよ〜」と、矢継ぎ早に声をかける。 私達の後から登ってきた外人部隊は、S藤さんの見込みどおり、もっと西側の斜面を目指して登っていったようだ。 雪も止んで、時折陽が射すようになってきた。 |
斜面だと腿ラッセルになるくらい雪が深い | かみさんもラッセル要員 |
大好きな雪山の風景 |
S藤さんが目指していた斜面らしきところに出てきた。 昨日のトレースも不明瞭になってきたので、先頭を交代しながら登っていく。 もう少しで斜面の上まで出られそうだったが、その上まで登ろうと考えている人は誰もいなかった。 いよいよその底無しパウダースノーを滑り降りる時がやってきた。 そのまま一気に下まで滑り降りたいところだけれど、カメラマンとしては良い撮影ポイントで一旦止まらなければならない。 |
時間はまだ午前10時を過ぎたばかり。 そうしてもう一本、美味しいパウダー斜面をたっぷりと味わう。 Y須賀さんが、雪の下に隠れていたダケカンバに引っ掛かって転倒していたが、足は痛めずに済んだようだ。 柔らかな陽射しが私達を包む。 |
美しい風景に皆が見とれた |
沢沿いの急斜面をトラバースして道路まで滑り降りる。 (GPSトラック) |
最高のパウダーを楽しんで車へ戻る | チセヌプリも滑ってみたかった |
おまけにかみさんの滑りも |
駐車場所7:50 - 滑降開始9:35 − 2回目の滑降開始10:45 - 駐車場所11:00 |