トップページ > カヌー > 北海道の川紹介 >

美瑛川

美瑛の美しい丘陵地帯の中を縫うように流れる美瑛川。
そこを抜けると、旭川市街地までほとんど真っ直ぐで初心者でも下れそうな流れとなるが、所々で手強い瀬が待ち構えている。
ポーテージもできるので、初心者でもチャレンジすることは可能だろう。



新開橋~旭川大橋 (難易度:3 清流度:3)

新開橋の下流右岸はちょうど良い出艇場所になっている。
穏やかな流れを下っていくと、最初に現れる障害物が頭首口である。水門が開いていればそこを通過することも可能だが、その先にはブロックが敷き詰められていてそこに引っ掛かる恐れもあるので、右岸からポーテージすることをお勧めする。
水門が締まっている時は左岸からのポーテージとなる。
頭首口を過ぎた先にも落差のある瀬が有るが、見た目は激しい瀬だけれど嫌らしい岩もなくレスキュー体勢を整えれば初心者でもチャレンジ可能だ。
その次は川幅一杯に広がる落ち込み。落差は1.5m程で、カナディアンならば勢いで下れそうだったけれど、私達が下った時は全員がここをポーテージした。
まるでミニナイアガラの滝のようで、見るだけでも価値があるかもしれない。
ただ、5年後に下った時はそんな大きな落ち込みではなくなっていたので、現在はかなり様子が変わっているかもしれない。
この落ち込みの先でも、迫力のある瀬が待ち構えている。大きな岩が絡み、数段の落ち込みになっていて、頭首口の下流の瀬よりも難易度は高い。
ここを過ぎれば穏やかな流れとなり、河川敷も公園化されていて人影も見られるようになる。ゴールの旭川大橋か、その手前の両神橋でも上陸できる。
単調な流れの川かと思ったら、緊張させられる瀬もあったりして、なかなか楽しい川下りができる川である。


川の水位情報:西神楽観測所

川下り日記:2006/9(新開橋~旭川大橋) 2011/7(新開橋~両神橋

 



旭川の都会の中へと流れていく川だが、川の上からはそれをあまり感じない

山の中を出て

都会の中へと入ってく

この頭首口はゲートが開いていれば
通過することも可能

頭首口のポーテージ途中で一休みの図
 

頭首口の下流にある瀬

見た目は恐ろしいけれど素直な瀬だ

民家の見える場所にこんな落ち込みがある

落ち込みの先の瀬が一番の難所かも



ページトップへ