北海道キャンプ場見聞録
知内町農村公園
ロケーション | 環 境 | 荷物運搬 |
設備は、簡易水洗トイレとステンレスの流し台が置かれた水場があるだけ。
サイトは樹林帯に囲まれた芝生広場。利用料金は無料。
ただテントで寝るだけならば必要十分なキャンプ場である。
このタイプのキャンプ場は、真っ先に行政の経費節減の対象となって閉鎖されたり、夏場だけのオープンとなるのが、道内の他の市町村でもよくあるパターンである。
それがこうして、無料で利用できるキャンプ場として早春から晩秋まで開放してくれているのだから、知内町には感謝するしかない。
特に松前半島周辺はキャンプ場空白地域でもあり、ここは貴重な存在となっている。
大千軒岳登山のベースキャンプとして使うにも丁度良いキャンプ場である。
近くには道の駅もあるが、農村公園はこの道の駅と一緒に造られたものである。
造られた当時、農村公園と道の駅は森の中のを通る散策路で繋がっていたらしいが、今はその道も草に覆われて通れなくなっていた。
北海道新幹線も直ぐ近くを通っているが、キャンプ場からは道の駅や新幹線の存在も全く感じられず、静かに過ごすことができる。
知内町には青函トンネルの北海道側入り口があり、新幹線がこのトンネルを出入りする様子を撮影するスポットもキャンプ場の直ぐ近くだ。
開湯800年を誇る北海道最古の温泉である知内温泉も、キャンプ場から5キロ足らずの場所にある。
こうしてみると、なかなか魅力的なキャンプ場なのである。
それ程混み合うキャンプ場でもないので、駐車場の直ぐ近くにテントを張れば荷物運びも楽だ
駐車場側から見たキャンプ場の全景、遠くの山がここの風景のアクセントとなっている
後ろに見えているのが簡易水洗のトイレ
回りを森に囲まれているので
落ち着いた雰囲気がある
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