北海道キャンプ場見聞録
我が家のファミリー通信 No.103
フードバレーとかちマラソンで3年連続自己ベスト
2022年が1:55:41、2023年が1:54:55と、2年連続でハーフマラソンの自己ベストを更新していたフードバレーとかちマラソン。
今年も勿論、自己ベスト更新を目指して走るつもりでいたけれど、この時の平均ペースははキロ5分半を切っているのである。
普段の練習でもキロ5分半ペースで10キロを走るのはかなり厳しいというのに、このペースを維持したまま21キロを走りきるのは至難の業だと思われる。
前日の土曜日に受付を済ませておいたけれど、その日は最高の青空が広がり、最高気温も20度を超えていた。
ところが本番当日は朝から雲が広がって、日中の気温もあまり上がりそうにない。
でも、走るのには、これくらいの方が丁度良い。
土曜日、帯広市役所前庭の紅葉
大会用の無料駐車場として去年まで帯広駅裏の長崎屋駐車場を使っていたが、今年はそこが使えなくなったので、ゴール近くの空き地が新たに無料駐車場として利用できるようになっていた。
最近は会場に近い有料駐車場を利用していたが、もっと近い場所に無料駐車場があるのならばそこを利用しない手はない。
混雑が予想されるので早めに家を出て午前7時前には現地に到着したが、その時間でも駐車場入口には既に100m以上の車の列ができていた。
幸い入場はスムーズに進み午前7時には車を停めることができたが、間もなくして駐車場は満車に。
ここに車を停める時はもう少し余裕をもって来たほうが良さそうだ。
日曜日朝の帯広中央公園
気温は7度くらい。
風も弱いので陽射しさえあればもう少し暖かく感じるはずなのに、曇り空なのでやたらに寒い。
今日は短パンに半袖シャツで走るので、荷物を預けてしまうとその姿のままスタート時間を待たなければならない。
アカナラの紅葉が美しいスタート会場
一応は自己ベストを狙うつもりでいたので、良い場所に並ぼうと思って30分前にスタート地点までやってきたが、まだ人影はまばら。
身体を擦ったり、小刻みに身体を動かしたりして、寒さに耐えながらスタートを待つ。
並んだ場所は予想タイム85~104分のブロックで、しかも前の方。
去年も同じ場所に並んだけれど、スタート時の渋滞がないので記録を狙いやすいのだ。
記録を狙って前の方に並んだ
午前8時半スタート。
去年はスタート直後からキロ5分20秒を切るペースで走っていて、2~3キロは5分5秒だった
普段の練習では、1キロくらいならそのペースで走れるけれど、ハーフマラソンでそこまでスピードを上げていたなんて自分でも信じられない。
並んでいる間に身体が冷えてしまったので、早く身体を温めようと5分15秒を切るペースで走っていく。
しかしやっぱり、そのペースは長続きしなかった。
4キロくらいから息が上がって、ペースも遅くなってくる。
それでも、なんとか5分半を切るペースは維持できていた。
今回は自己ベストを狙って、途中での写真撮影は我慢するつもりでいた。
帯広南商業高校のバトントワラーの応援も横目で眺めただけで通り過ぎる。
しかし、8キロ過ぎの上り坂では休憩を兼ねて1枚だけ写真を撮った。
コース中一番の上り坂
気温は低くても汗はかいているので、給水所では水を飲むようにする。
水を飲む時はどうしても歩いてしまうので、飲み終わった後は意識的にスピードを上げる。
10キロのタイムは53分50秒。
しかしこれはGarminのGPS腕時計での計測なので、実際の10キロよりは150mくらいは短くなっている。
それを考慮して頭の中でゴールタイムを計算するが、もう少し頑張らないと自己ベストは無理そうだった。
11キロ過ぎの往復区間ではかみさんとすれ違ったが、既に1キロ近くは離されていた。
かみさんも自己ベストを狙って走っているようだ。
陸上自衛隊帯広駐屯地の中へ入ってきた。
ここでも写真を撮らずに走り抜けるつもりでいたが、99式自走155mm榴弾砲とか対戦車ヘリコプターが展示されているのを見ると、ついつい足を止めてしまう。
去年まではこんな展示は無かった気がする。
「これは反則だろ~」と思いながらカメラを向けた。
ランナーの中には榴弾砲の前に立って、自衛隊員にスマホで撮影してもらっている人までいた。
自衛隊駐屯地内の展示、99式自走155mm榴弾砲
自衛隊駐屯地内の展示、対戦車ヘリコプター
駐屯地を出ると、ゴールまで下り基調となる。
特に緑ヶ丘公園の横は長い下り坂が続くのでスピードを上げられる。
去年はこの下り坂で思うようにスピードを上げられなかったが、今年はそうではない。
坂を駆け下りている感覚である。
スピードを出して走っていると写真映りも良くなる?
先月の網走マラソンでも感じたけれど、持久力だけは付いてきているのだろう。
去年は、コースが平坦に戻ってくる19キロ、20キロのペースが5分30秒をオーバーしていたけれど、今年はそこでもペースを落とさずに走ることができた。
既に、自己ベストを更新できそうな気がしていたので、最後の力を振り絞ってゴールを目指す。
フルマラソンでは、最初から頑張ってしまうと後半で必ずバテてしまうので、前半は抑え気味に走らなければならない。
しかし、ハーフマラソンの距離だと最後まで頑張り続けることができるのである。
後は、自分がどこまで頑張れるかの問題だ。
フルマラソンでは身体的な要素がタイムに大きく影響してくるが、ハーフマラソンでは精神的な頑張りだけでタイムを縮められる気がする。
ゴール直前、腰が少し落ちてきている
そうしてゴールしたタイムは1:54:19(ネットタイム)。
去年のタイムを1分近く縮めての自己ベスト更新である。
先にゴールしていたかみさんのタイムは1:48:17。
こちらも去年のタイムを2分以上縮めての自己ベスト。
ゴール風景
来年はいよいよ70歳になってしまう。
70歳での自己ベスト更新が私のとりあえずの目標となっているが、フルマラソンは何とかなったとしてもハーフマラソンで今年のタイムを上回るのはかなり厳しそうな気がする。
これからはインターバル走など、スピード練習にも取り組む必要がありそうだ。