カヌークラブの流水での練習会として企画された尻別川の川下り。 とは言いながら、私達夫婦にとっては、昨日支笏湖で初めて乗ったばかりのホワイトウォーター用カナディアンカヌーMEでの初川下りなので、ちょっと緊張していた。 まずは、足慣らしと言うか手慣らしというか、発電所の放水口からの流れの中でフェリーグライドをやってみる。 その先から始まる岩だらけの流れ。 |
岩避けの忙しい流れが延々と続く |
しかし、タンデムはやっぱり、バウマンの操作に頼る部分が大きい。 違うのは、前後の間隔が狭いので、クロスを漕ごうとするとかみさんをパドルで叩いてしまう事だ。 岩の後ろの小さなエディに入る練習もするが、なかなかピタリと決まらない。 今日は天気が良いので、瀬の水がキラキラと光って眩しい。 前方にやや落差の大きい瀬が見えてきた。 他のメンバーはそこでサーフィンで遊び始めた。 その間にガンちゃんがロール練習。 |
ガンちゃんロール失敗 | 新艇の乗り心地は? |
暫く穏やかな流れが続いた後、流れが二つに分流していた。 ところが、左の分流は左岸側にブロック護岸が入っていて、かなり急な流れになっている。 その時は、少しグラッとした感覚だったが、後で写真を見るとカヌーのバウが思いっきり跳ね上がっていたので驚いてしまう。 寒別橋を過ぎると左岸側の河畔林がなくなり、羊蹄山の姿がその麓まで見えるようになる。 その先にちょうど良い川原があったので、そこで昼食にする。 昼食を終え、再び川にカヌーを浮かべる。 |
正面にニセコアンヌプリ | 遠くに見える山は無意根山かな? |
昼の休憩、こんな河原は尻別川では珍しい |
ガンちゃんが何時も練習していると言う水門を通り過ぎる。 この先に落ち込みになっている場所がある。 尻別川全体から見るとこの付近は中流域になる。 |
水中の岩もはっきりと見えるくらいの水の透明度だ |
クライマックスの二股の瀬が近付いてきた。 私達は一番最後から下っていく。 すると、瀬を過ぎた下流の方で誰かの舟が流されているのが見えた。 |
尻別川二股の瀬を下る |
この付近の尻別川は、羊蹄山の北側を回り込むように蛇行しながら流れているので、川を下っていると羊蹄山が後ろに見えたり横に見えたりしながら、最後には真正面に迫って見えてくる。 |
真正面に見える羊蹄山の姿がとても印象的だ |
そして最後のビュースポットは巨大な土壁である。 そんな風景に圧倒されながら下っていくと、今度はニセコアンヌプリが真正面に見えてきて、羊蹄大橋の手前でゴールとなる。 2015年7月5日 晴れ |
ここの土壁も迫力がある |
今も崩壊を続ける土壁 | 最後にニセコアンヌプリを眺めながらゴールとなる |
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