朝9時前、厚田のコンビニ駐車場に集まったのは、我が家の他には今回の川下りを企画したmarioさんと、男一人旅から帰ってきたばかりの男N島さんだけ。 上陸地点に車を1台置いて、そのままスタート地点に向かう。 気温は低いけれど、天気は快晴で太陽の陽射しがとてもありがたく感じる。 |
左股川スタート地点の橋 | 左から流れ込むのが厚田川 |
しばらく雨が続いていたので、水も増えてちょうど下りやすい水量である。 山に里山があるのならば、この厚田川は里川と言っても良いかもしれない。 |
人間の営みが身近に感じられる川だ | 川沿いに作られた水路の跡か? |
とは言っても、河畔林が十分に残っているので、自然のままの川を下っているのと何ら変わりはない。 |
山深いところもあれば | 開けた川原もある |
遠くの山の風景が美しい |
カラマツの黄葉が美しい | この付近の風景も美しい |
流れに削り取られた土壁の中にはノジュールの様な石の塊が見えている。見習い化石ハンターとしては気になってしょうがない。 興味深い地層が露出している崖もある。 それよりも気を付けなければならないのは倒木である。 |
ノジュールのような石が露出している | この地層が川の中の段差を作るのだろうか? |
この季節になると日中でも太陽の高度は低い。 既に木々の葉は殆ど散ってしまい、カラマツだけが太陽の光を受けて鮮やかな黄色に染まっている。 ヤマブドウもその葉を全て落としてしまい、黒々とした実だけが蔓から下がっていた。 その実を少し食べてみると、意外と甘いのでびっくりした。 ヤマブドウ以外にも、キノコがびっしりと生えた木も目立っていた。 |
カラマツの黄葉が風景に彩りを添える | キノコも気になる |
途中に堰堤が一カ所ある。 左岸からのポーテージは少し藪こぎ気味である。下る人の殆どいない川なので、これはしょうがないところだ。 下っている途中でオジロワシにも遭遇した。 車を停めてある橋の手前には、今回下った中では最も瀬らしいところもあった。 小さな川だけれど、川下り以外の楽しみも多く、そして川下りのフィールドとしても楽しめて、来年からはここに通う回数も増えそうだ。 2012年11月3日 快晴 |
marioさん | 男N島さん |
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