カヌークラブの7月例会は歴舟川のダウンリバーキャンプを予定していたのに、悪天候のため川原キャンプは中止になってしまった。
そこで例会初日は、カムイコタン公園キャンプ場から大樹橋までを普通に下ることにする。
札幌から大樹町まで走ってくる途中、ずーっと雨が降り続き、鵡川や十勝川は増水して茶色く濁っていたが、歴舟川の濁りはそれ程ひどくはなかった。
それでも水量は何時もよりは多めである。
スタートする頃には雨も上がって、これならば楽しい川下りができそうだ。
参加者は僅か9名。
最初は川原キャンプを予定していたとは言え、毎年人気のある歴舟川例会としては考えられない少なさである。
でも今年に入ってからの例会は何時もこんなもので、参加者が多すぎる例会よりもこのくらいの人数の方がフレンドリーで楽しい川下りができるので、かえって良かったりするのだ。
広い川原の中で毎年流れを変える歴舟川だけれど、ここ数年はスタートして直ぐの流れが右岸に集中する場所に結構波の高くなる瀬ができている。
今日は水量も多くそこがどんな状況になっているか楽しみにしていたが、期待通りの楽しい瀬になっていた。
ちょっと心配だったC葉さんも無事にそこをクリア。
曇り空で水の透明度も今一。
何度も下っている川なので、こんなコンディションの時に下るのはあまり楽しく感じない。
でもそれは最高の状態の時を知っているからであって、水も多く、チャラ瀬でカヌーの底を擦ることも気にせずに下れるのは快適である。
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